病気について

臼蓋形成不全症

臼蓋形成不全症とは、大腿骨の頭(骨頭)と、それを覆う骨盤の一部(臼蓋)がうまくかみ合わず、軟骨に過度な負担がかかり痛みが起きる疾患のことです。
進行性の股関節疾患であり、一度すり減ってしまった軟骨は再生しないため、症状はどんどん悪化していきます。

臼蓋形成不全症

症状

初期は股関節周囲の痛み、違和感があります。
末期になると、何をしていても常に痛みを感じるようになり、痛みのために夜眠れなくなる事も出てきます。

手術療法

<キアリ骨盤骨切術>
股関節のすぐ上にある骨盤を横に切り、横にずらしてそのままワイヤーで固定することにより、大腿骨頭を覆うようにする手術法で、前期〜進行期までの病期で行われるものです。
自分の骨を使ってする手術なので、経過によっては一生もちます。
痛みが再発した場合は、人工関節置換手術を行う場合もあります。

臼蓋形成不全症

<RAO/寛骨臼回転骨切術>
摩擦を軽減する役割を持つ関節包と軟骨をつけたままの状態で臼蓋を丸く骨切りして回転させる手術法です。
骨盤の臼蓋のまわりを薄く切り、寛骨臼を前外側へ回転させて固定し、大腿骨頭を覆うようにします。
この手術は病期が初期であればより効果的です。将来的には人工関節置換手術を行う場合もあります。

臼蓋形成不全症
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