病気について

外反母趾

外反母趾とは、足の親指がなんらかの原因によって小指側へ向かって曲がってしまう疾患のことです。足に合わない靴やハイヒールを履き続ける女性に多く発症する傾向にあります。

外反母趾

症状

外反母趾の症状は、次の4つの段階に分けられます。
①代償期
多少の親指の変形はみられるものの、靴を脱いでしばらくすると元に戻る程度。
②非代償期
親指の関節に炎症が起きて、自然には元に戻らない状態。
この頃から、次第に痛みを感じるようになります。
③進行期
親指が自然に曲がっていってしまう状態。
④末期
親指が「く」の字に曲がり、完全に他の指に重なってしまっている状態。

保存療法

症状が比較的軽い場合は、足の形に合った靴を選ぶための指導、装具療法、リハビリテーションなどを行います。

手術療法

<デルモ法/DLMO>
デルモ法は、比較的軽い段階の外反母趾に対して行われる手術で、全身麻酔下で行います。挿入傷口が小さく、体への負担が少ないので、入院期間は2日間(1泊2日)です。
手術時間が少なく、非常にシンプルで分かりやすい治療法のため、希望する患者さんが多いです。
親趾の甲の骨を切り、骨を整え固定する手術法です。両足同時に行うことができ、翌日より専用靴を履き歩行可能です。

<リスク>
術後1カ月間は専用の靴を履かなくてはなりません。
また、術後約2日間は痛みがあり、1週間は自宅で安静にした方が良いと思われます。
2週目からは、デスクワークはできるようになりますが、営業など歩き回る仕事や立ち仕事の方は、1〜2カ月程は仕事を休む必要があります。

外反母趾
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